Rambler love peace

~世界の片隅から~

ノーブルチルドレンシリーズ

すでに何週間か経過しているけれど、<ノーブルチルドレンシリーズ>が本当に本当に終わってしまったことを書きおく必要がある。
すでに本編は『ノーブルチルドレンの愛情』で終了していて、緑葉と吐季の結末はすでに知っていたが、シリーズ内の補足三本にで、一本は高校在学中の夏休みの話、二本は吐季と緑葉が別れてから二十年かけて結ばれるまでの間の麗羅と歩夢のそれぞれの生き方の話。

本編では吐季の20年の生き方を中心に描かれていたが、今回の追想では麗羅と歩夢の生き方なのだけれど、やっぱり緑葉が暗躍しているので読んでいる側もなんとなく、かなりしっかり緑葉の20年をたどれる話になっている。
愛情の締まり方もよかったけど、今回でもやもやがなくなり最後は涙出そうでした。

この綾崎さんという作家さんはメディアワークス文庫ができた時にデビューした作家さんで、デビュー時から追っているんだけど、ちょくちょく有川浩作品で出てきたネタがオマージュされている(気がするw)。

まぁ、どうでもいいんだけど世界観が好きなので
(「花鳥風月シリーズ」と呼ばれている)、さらにさらにこの世界を膨らませて欲しいという願いはある。(過去作の登場人物が出てくるのが楽しみ)
ただ、ここに縛られないで別の世界観で描くというのもいいのかもしれない。
結局は、作家本人が決めるんだけどw

ちょっくらベタ甘系が読みたい方にはオススメの作家さんであり、シリーズではあるので興味抱いた方はぜひ読んで欲しい。

ブログもやっていて、しょっちゅう骨折報告をするお茶目な作家さんみたいですw
綾崎隼の徒然雑記
次の更新では、9月の旅行の後半を書けるようにしたいなと思います。