以前に日向坂46の影山優佳さんのけやき坂46(ひらがなけやき)時代のサッカーブログをリンク集的にまとめたのですが、今回は影山優佳さんが如何にサッカーへの親和性が高いかをみていきたいと思います。
この記事の狙いとして、影山優佳さんに興味を持ってもらったサッカーファンに、彼女の経歴も知ってもらいたいと思うところもあるので、アイドルファンやおひさま(日向坂46ファン)にとっては退屈な箇所が多いと思いますが、ご容赦ください。
また、今回の記事で本当に書きたかったことはこの記事で書ききれなかったのですが、その話は最後にしてありますので、そちらを御覧ください。
目次
●影山優佳の経歴について
このあとの話のポイントになるところにあるので、影山優佳の経歴についてみていきたい。
・基本データ
生年月日:2001年5月8日
身長:155.5cm
出身地:東京都
血液型:O型
・経歴
- 2015年3月1日 『第2回AKB48グループ ドラフト会議』の指名候補者としてお披露目される(希望グループはAKB48)*2
- 2015年4月11日 SKE48劇場にて公演の前座として出演
- 2015年5月10日 有明コロシアムにて『第2回AKB48グループ ドラフト会議』が開催されるが、指名なしで終わる。
- 2016年4月29日-5月5日 けやき坂46新メンバーオーディションの3次通過者として「SHOWROOM」個人配信を行う(但し、候補者の名前はあきらかにされず、さらに影山はラジオ配信のみで顔出しをせず)*3
- 2016年5月8日 けやき坂46の新メンバーとしてお披露目される
- 2018年6月1日 学業による一時活動休止が発表される*4
- 2019年2月11日 けやき坂46の日向坂46への改名及びメジャーデビューが発表される*5
- 2020年5月26日 活動再開が発表される*6
●影山優佳とサッカーの親和性について
影山優佳のサッカー好きのルーツは父親にあるようで、日本代表のアウェー戦まで見に行く強者だったようであり、母親もそんな父親の影響でサッカーが好きになったようである。*7
彼女自身も5歳ごろからサッカーをはじめ、小学低学年時で一度中断を挟み(挟んだ理由は復帰後に語られているが、その影響で一時的にサッカーが嫌いになったようである*8)、小学6年生まで地域のサッカークラブに所属しており、女子は彼女だけであったようである。ちなみに、高校時代はフットサル部に所属しており、もちろんプレーヤーとして活動していたようである。
また、父親がテレビ観戦をしながら戦術やプレーの話もしていたことで、戦術面やプレーの分析などにも興味が湧くようになり、そこへも注視して試合を観るようになったとのこと。*9
他には審判4級の資格を15歳のときに取得し、今もそれを更新している。これを取ろうとしたきっかけが、もっとサッカーのルールとかも知ることができ、より深い見方をできるのではないかと考えたことらしいです。中学3年生とは思えない思考力。*10
こんな彼女なので、高校サッカー、クラブの試合、さらには代表戦まで観戦しにいっているし、さらにはユースの選手まで目を向けており、それはけやき坂のメンバーになってからもブログ等でその観戦歴等が紹介されている。興味がある方は過去のブログを読んでもらいたい。
以上のことから、かなりサッカーへの親和性が高いことはわかると思うが、それがわかるエピソードがある。
彼女はけやき坂46のオーディション時のSHOWROOM配信において、顔を出さないで配信するいわゆるラジオ配信を行っていたのだが、彼女なりの信条であったことが、今春に発売された『日向坂46 ストーリー』の中で述べられている。
「ドラフト会議のときの私の写真や映像はたくさん拡散されているから、配信で顔を出したら、あのときの候補生だったことがすぐわかる。そこで“またオーディションを受けている”と思われることは、別に気にしない。でも、ドラフト候補生だったことでほかの子より注目を浴びて、自分だけいい位置からスタートするのは絶対にいやだ。私は自分の実力だけで勝負したい」
これが、幼いころからスポーツに親しんできた影山優佳の“フェアネス(公平)精神”だった。
最初、このエピソードを読んだときは、確かに影山優佳っぽい考えだなと思っただが、その後、5月29日にJリーグが無観客試合の実施に向けて、組織内に「PCR検査センター」を設置することが発表されたときに、それがサッカーで培った精神であったことを再認識させられた。
Jリーグが「PCR検査センター」を設置したのは、民間の医療機関などの検査機能を圧迫しないことが主な目的なのだが、インテグリティ(高潔さ)とフェアネス(公平性)への配慮があったことをあげている。*12
これは何かというと、クラブが地域の医療機関で検査を行った場合、それぞれの検査機関での検査の標準化、採取、収集、分析、管理が一元化されず、結果として公平性を保つのが難しいということである。そのためにも、中立の場であるJリーグがその管理を行うというものである。
Jリーグがこのコロナ禍のなかで、今一番意識していることを彼女は4年も前に実行していたのである。これは注目してもよい事実だし、如何にサッカーが重要視していることを思考まで落とし込んでいることがわかるエピソードであると個人的に思っている。
●最後に
本来この記事は、影山優佳の日向坂46ボランチ論について考察する予定の記事だったのであるが、前提条件となるその親和性の話と影山優佳の名を知ったサッカーファンが彼女の歩みを知ってもらうため経歴の部分も書いたため、かなりの長文になってしまった。
次回に影山優佳の日向坂46ボランチ論についてみていきたいと考えている。
*2:第2回AKB48グループドラフト会議とは | 第2回 AKB48グループ ドラフト会議 | AKB48公式サイト
*4:影山優佳、一時活動休止のお知らせ | ニュース | 欅坂46公式サイト
*5:けやき坂46からのお知らせ | ニュース | 欅坂46公式サイト
*6:影山優佳 活動再開のお知らせ | ニュース | 日向坂46公式サイト
*7:けやき坂46・影山優佳さんが「サッカー愛」、独自の「サンフレッチェ歴代ベスト11」を語る! | サッカーダイジェストWeb
*8:【J再開コラム】あの頃嫌いだったサッカーが…|影⼭優佳(⽇向坂46)
*9:けやき坂46・影山優佳さんが「サッカー愛」、独自の「サンフレッチェ歴代ベスト11」を語る!
*10:【インタビュー】“サッカー女子”の新星発見! 影山優佳(けやき坂46)『サッカーを盛り上げる役目を』
*11:『日向坂46ストーリー』P.50